豆知識
カロリーについて
ダイエットをされている方にとって食物のカロリーは気になるところです。当社の主力であるメンマ・筍・きのこ・山菜類は
カロリーが低い食品と言えます。
《茹でた野菜との比較》
〔野 菜〕大根 18Kcal
人参 39Kcal
ごぼう 58Kcal
れんこん 66Kcal
〔 筍 〕メンマ(塩蔵戻し) 19Kcal
筍水煮缶詰 23Kcal
ゆでた筍 30Kcal
〔きのこ〕なめこ 14Kcal
マッシュルーム 16Kcal
しいたけ 20Kcal
えのき 22Kcal
〔山 菜〕わらび 15Kcal
ぜんまい 29Kcal
70年以上前にホウレンソウから発見されたビタミンB群の1つで蛋白質や核酸の合成に働き肉体の発育に重要で、ビタミンB12と共に赤血球の生成を助ける造血ビタミンとも言われているようです。
また、動脈硬化の危険因子を抑制する働きがあることも明らかとなっています。
成人では1日に240μg、妊婦では48μgの摂取が 望ましいようです。
葉酸は調理中に失われ易く葉物野菜ばかりでなく、きのこにも豊富に含まれているので、えのきやなめこなどを食するなど多様な食材から摂取すると良さそうです。
食物繊維について
食物の栄養と言えば、一昔前は蛋白質、炭水化物、脂肪のことでしたが、その後、ビタミンやミネラルが重要であることが知られるようになりました。
食物繊維が栄養素と言われると何か不思議な感じがしますが、以前は役に立たない余計な成分と思われていた食物繊維が人体の正常な働きを維持する上で大変重要であることが分かってきました。
単に排泄を促進するという働きばかりではなく、繊維が余分な脂肪分やコレステロールを吸着し、消化させず体外への排出を助けたり消化を遅らせる働きがあることから今では糖尿や動脈硬化を予防すると考えられています。
最近では食事の食べ方として最初に野菜類から食べる方が 良いという研究結果も学会等で発表されています。
1日に摂取すべき食物繊維の量は25gと言われていて筍やきのこには豊富な食物繊維が含まれています。100g中だとメンマでは3.5g、きのこではえのきで4.1g、椎茸で4.7g、木耳では16.4gも含まれます。
また、山菜類にも食物繊維は豊富で、わらびに3g、ぜんまいには5.2g含まれています。
きのこの栄養素
きのこ類にはカリウムが比較的多く含まれております。茹でたきのこ類では、えのきに270mg、 なめこに210mg、マッシュルームに310mg含まれています。
カリウムは塩分の摂り過ぎを緩和するミネラルで、厚生労働省が5年に1度発表している日本人の食事摂取基準ではカリウムは、1日に2,000mg摂る必要があると言われています。
葉物に多い葉酸もきのこにはかなり含まれており、えのきで75μg、なめこで63μgも含まれています。
食事摂取基準における葉酸の摂取基準量は200μgで妊婦の場合は400μgですから、なめこやえのきは
葉酸の恰好の供給源と言えるでしょう。
搾菜の栄養素
搾菜は大量に食べるものではありませんが、搾菜はカリウムの宝庫で漬物の搾菜100g中に680mg含まれています。
きのこ類にはほとんど含まれていないビタミンKが24μg含まれています。(ビタミンKの標準摂取基準量は成人男性で65μg、成人女性で55μg)
銀杏の栄養素
銀杏は栄養豊富なナッツですが、大量に食べるのは問題があるようです。大人は10~20粒食べても問題ないようですが、子供には銀杏にあるメチルピリドキシンという物質を肝臓で解毒する酵素がないので沢山食べさせることは危険だと言えます。
10才以下の子供に食べさせないように、との意見もあります。
惣菜管理士とは
良質で安全な惣菜を提供する目的に業界全体のレベルアップを図るため、社団法人日本惣菜協会が1993年から始めた認定制度です。2014年には累計18,000人以上の合格者が出ているとのことです。
食品衛生と食品原料の扱い、食物の栄養などの専門知識を認定する3級、これに加え食品の規格や表示、添加物の知識、惣菜工場の衛生管理に関する専門知識を習得する2級、更に食品工場の管理、HACCP管理、労働と安全の問題、経営論等管理レベルの高度な知識が要求される1級までと3段階になっています。
当社では工場従事者ばかりでなく、お客様と接する営業部員も研修に励んでおります。試験に合格し資格取得者もおります。